みそ派、塩派で大接戦したサッポロ一番「みそラーメン」と「塩らーめん」

■「みそ」vs「塩」論争。真の勝者は!?

五輪マラソン&競歩の開催地が"アスリートファースト"の視点から"札幌"に決まったことから「サッポロ一番!」というフレーズがプチブームに! 
そんな折、サッポロ一番を製造するサンヨー食品が昨年の11月1日に「サッポロ一番 みそ派塩派大論争」の結果を発表。さらに話題となった!

この企画はサッポロ一番の「みそ」と「塩」どちらを好む人が多いかをツイッター上の投票で決定するもので、勝利したのは......「みそ派」!
だが、それぞれの得票数は「みそ派」33万7181票、「塩派」33万6495票と、わずか686票差の大接戦であった(なお「どっちも」との回答が3万2849票)。

実際、かなり悩んでしまうこの大熱戦をこのまま終わらせるわけにはいかないのでは!?
ということで、ふたりのラーメンマニアを招き、「みそ」vs「塩」の延長戦&反省会を勝手に開催!! 
麺、スープ、アレンジの幅など多角的な視点からそれぞれの魅力を再考察した!

■麺から違う!! マニアによる評価

販売開始から50年以上の歴史を誇る「サッポロ一番」。
(名前の由来は先代社長・井田毅氏が札幌のラーメン横丁で出会った一杯にヒントを得たことからで、創業の地は、実は群馬)。

まずは「みそ」「塩」の健闘をたたえ、ふたつの魅力を語ってくれたのは、これまでに1万食以上のインスタントラーメンを食した食文化研究家・大和イチロウ氏。

「サッポロ一番の最大の武器は麺! すべての味で同じ麺を使っているわけではなく、『みそ』はみそと醤油が、『塩』は山芋粉が麺に練り込まれており、スープとの一体感が損なわれないよう商品ごとに異なる工夫が施されています」

【みそラーメン】麺は一緒ではなく、それぞれオリジナルの食材が練り込まれている
【塩らーめん】麺は一緒ではなく、それぞれオリジナルの食材が練り込まれている

さらに、ツイッターのフォロワー数が16万人を超える人気料理研究家・ジョーさん。氏も絶賛を続ける。

「『みそ』はスープがよく絡むよう縮れが強く、『塩』はするすると口の中に入っていくよう、ツルッとしたコシのある麺で縮れ具合も弱め。この設計が絶妙なんです」

麺自体にそんなに差があったとは! また、味の根幹となるスープについては。

「『みそ』は8種類ものみそがブレンドされていて、その配分は50年間ほぼ変わっていないと聞きます。一方、『塩』は野菜の風味が損なわれないよう、チキンとポークのベースと野菜のうま味が繊細なバランスでブレンドされていて素晴らしい。これを粉末にしているのもすごい技術です!」(大和氏)

■「みそ」の勝因と、「塩」の巻き返し策

塩との二大巨頭。塩より3年早く発売された。
勝利の理由は何も足さなくても満足でき、ちょい足しの王様、卵との相性も上回っているからとマニアは分析

では、「みそ」が僅差ながらに勝利した要因は!?

「小腹がすいたとき、そのまま食べて満足度が高いのは『みそ』また、『塩』は付属の切り胡麻を入れることを前提に味の設計がなされているため、胡麻を好まない人には真のおいしさが伝わりきらないという弱点もあります」(大和氏)

すべての袋めんの売り上げシェア1、2位をみそと争う。
ツイッターの投票では僅差で負けてしまったが、アレンジレシピの広がりがこれからの勝負のカギ

一方、ジョーさん。氏は、

「もともとは『みそ』が主力として売り出されて、『塩』は後から発売された商品(『みそ』の発売は1968年。『塩』は1971年)。年季の差で粘り勝ちというところもあるかもしれません」

そして、このような賛辞も。

「インスタントラーメンの世界で最も難しいのが『みそ』。なぜなら、各地方でみその好みがまったく違うからです。年間1000種類のインスタントラーメンが登場し、3つしか残らないといわれる世界で、これだけの長きにわたり全国的に愛されているというのは『モンスター』としか言いようがありません」(大和氏)

▽ 続きはソースをご覧ください
https://news.livedoor.com/article/detail/17619558/
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/d/d/ddfa7_973_60ae2502_9fa241ad.jpg

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