ゴーン会見
■要約(意訳あり)

・何ヶ月も拘束され自白を強要された
・2017年には自分は既に日産から三菱に行ってた
・その後の経営悪化は引き継いだ西川の責任
・西川を選んだのは役員会、自分の独裁の結果ではない
・経営悪化の結果、ルノーの支配力が強まり、不満を覚えた日本人たちがクーデターを画策した
・政治家の名前はレバノン政府に迷惑がかかるから言わない
・受け取ってもいない報酬の不記載が罪状だと言われた
・独房に入れられ監禁された
・英語も仏語も話せない人から取り調べを受け続けた
・一週間に一度しか面会は許されなかった
・記者会見をしようとしたら再逮捕された
・妻まで取り調べを受けた
・九ヶ月間、妻にあうことも許されず、動物のような扱いを受けた
・判事は礼儀正しかったが、裁判を主導しているのは検察だった
・検察はあえて裁判を長引かせようとしていた
・判決が出るまで五年はかかるだろうと弁護士に言われた
・日本の有罪率は99.4%であり、公平な裁判は望めないと思った
・検察官の不正行為はリスト化して名前と証拠を列挙してある
・検察の不正行為のリストは裁判所に提出したが日本では相手にされない
・CEOの役員報酬が問題視されているが決めるのは役員会
・役員会のトップは西川
・CEOが予備費を使う時は役員からの承認が必要
・個人の独断では使えないので、会社の金を自由に使っていたという指摘は的外れ
・サウジアラビア人へのインセンティブは中東進出のための妥当なもの
・日産の資金は正当な形で中東のディーラーに支払われていた
・ベルサイユ宮殿は予算が困窮しており、日産は企業価値を上げるために会社としてスポンサーになっていた
・ベルサイユの誕生日会はそのお礼の一環
・自身が私的に利用していたとされている日産の海外資産はすべて役員会の承認を経たもの
・西川はよくわからないけど署名したと言ってるらしいが、それを検察が見逃しているのはおかしい
・自分が言えば、すべて承認されるなどということはない
・フィアット、クライスラーも傘下に入る予定だった
・このままいけば世界一位の自動車メーカーとしての未来があったが全ては失われた(トヨタが黒幕と匂わせている?)
・逮捕されたら突然独裁者と言われた
・十年以上会社を経営し続け、自分の経営について多くの教授が研究し本を出してきたが独裁者などと言われたことはなかった

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