睡眠作用のある薬を飲ませて13歳と14歳の少女2人を乱暴したとして、大阪地検堺支部が準強制性交罪などで住所不定、建設作業員井上成矢容疑者(30)を起訴していたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。別の12歳の子どもを連れ回したとして大阪府青少年健全育成条例違反罪でも追起訴した。会員制交流サイト(SNS)で接触したとみられる。

 起訴は昨年10〜12月。捜査関係者によると、昨年9月に未成年者誘拐や準強制性交の疑いで大阪府警に逮捕されていた。

 起訴状によると昨年8〜9月、和歌山市の自宅などで少女2人に睡眠作用がある薬を飲ませ抵抗できない状態にして乱暴した。

2020.01.09
https://www.daily.co.jp/society/national/2020/01/09/0013020932.shtml