「スマホ平日60分」県条例素案
01月10日 17時25分
全国に先駆けてゲームやインターネットの依存症の対策に関する条例の制定を目指す香川県議会は10日、素案を初めて委員会に示し、18歳未満の子どもを対象にスマートフォンなどの使用を平日は60分を上限とするなどの内容について意見を交わしました。

ゲームやネットの依存症対策を盛り込んだ条例の制定を目指す県議会は10日、委員会を開き、初めて素案を示しました。

素案では18歳未満の子どもを対象に依存症につながるようなスマホやパソコン、ゲームなどの使用を1日あたり平日は60分、休日は90分を上限とするとともに、夜間の使用は中学生以下の子どもは夜9時まで高校生などは夜10時まででやめるルールを守らせるなどとしています。

また、素案には依存症に対する適切な医療が受けられるよう県が体制を整備することや依存症の知識をもつ人材を県が養成することなども盛り込まれています。

委員会では内容について意見を交わし、基本的な方針を確認しました。

県議会では素案の一部の文言を修正したうえで県民から広く意見を募り、来月開く定例の本会議に条例案を提出する方針です。

条例が制定されれば都道府県の条例としては全国で初めてのゲーム依存症に特化した条例としてことし4月から施行されることになり条例でスマホなどの使用時間を制限することの是非や実効性が問われそうです。

【親は「賛成」 子どもは「反対」】
18歳未満の子どものスマホなどの使用時間を制限する条例の素案について高松市で聞きました。

小学4年生の娘をもつ母親は、「賛成です。どうしても親は忙しい時にスマホで我慢してねと言ってしまうことがあるので家庭でも気をつけるが、条例でも決めてほしい」と話していました。

また、中学2年生の娘をもつ母親は「スマホを使いすぎると、依存症になるので、時間は制限したほうが良いと思います。1時間で終わらせて勉強を熱心にしたほうが良い」と話していました。

子どもたちの間からは否定的な意見も聞かれました。高校3年生の男子生徒は「長い時は1日に2時間ぐらいスマホでゲームをやっています。1時間に制限することは厳しいし、困ります」と話していました。

また、小学4年生の女の子は「スマホで1時間しかゲームができないのは短いと思います」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20200110/8030005573.html


関連スレ
【ゲーム条例】大山一郎香川県議長「スマートフォンは完全にインターネットと同じ機能を持っております」★3
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1578666226/