道志村のキャンプ場で去年9月に行方が分からなくなった小学1年生の女の子の母親らが14日、富士吉田市の道の駅を訪れ、情報提供を呼びかけました。

千葉県成田市の小学1年生、小倉美咲さん(7)は、家族や友人たちと訪れていた道志村のキャンプ場で去年の9月21日に行方が分からなくなりました。
美咲さんの行方を捜し続けている両親は、これまでに各地でおよそ47万枚にのぼるチラシを配ったり、写真や映像を公開したりして情報提供の呼びかけを続けています。
14日は母親のとも子さんらが富士吉田市の道の駅を訪れ、美咲さんの特徴や写真などを載せたチラシ500枚を配りながら、県内ではことしに入って初めて情報提供を呼びかけました。
とも子さんは、道の駅を訪れた一人ひとりに「ご協力お願いします」と声をかけながらチラシを手渡し、受け取った人たちは「早く見つかるといいですね」などと励ましていました。
とも子さんは「美咲がいないまま年を越すとは思っていませんでした。つらい年末年始でした。新しい年にはなりましたが、忘れられないよう情報提供を呼びかけていきたい」と話していました。

01月14日 11時59分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20200114/1040008688.html