被告「手の小指をかみきろうと」

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20200114/1000042542.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

相模原市の知的障害者施設で入所者19人を殺害した罪などに問われている被告がNHKの記者の接見に応じ、
今月8日の初公判で手の小指をかみ切ろうとしたと説明したうえで、
「ことばだけの謝罪だけでは納得できず、一番いい方法だと思った」と述べました。

植松聖被告(29)は平成28年、相模原市の知的障害者施設で入所者19人を殺害した罪などに問われています。
今月8日に横浜地方裁判所で開かれた初公判で、被告は「みなさまに深くおわびします」
と述べた後、突然暴れて退廷を命じられました。

植松被告は14日、勾留されている横浜拘置支所でNHKの記者の接見に応じ、
初公判での行動について手の小指をかみ切ろうとしたと説明しました。
被告は「ことばだけの謝罪だけでは納得できず、一番いい方法だと思った。
考えてとった行動であり、錯乱していたわけではない。2年ほど前からこうした行動をしようと考えていた」
と述べました。

謝罪のつもりだったのかと尋ねると、被告は「自分が納得できなかっただけで、
これで許してもらおうと思ったわけではない」と述べました。
その上で、「次の日の朝、拘置所で右手の小指をかみちぎった」と述べましたが、
厚みのある白い手袋を手首までしていて、指の様子は確認できませんでした。

植松被告の裁判は15日、3回目の審理が行われる予定です。

01/14 12:27