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9日朝、長崎市の長崎港にイルカの群れが現れた。長崎海上保安部の巡視艇は約50頭を確認した。イルカが長崎港に入ってくることはたびたびあるが、これほどの数は珍しいという。専門家によると、くちばしの長さなどからハンドウイルカとみられる。

保安部によると、職員が同日午前8時15分ごろ、松が枝国際ターミナル周辺で泳いでいる姿を発見。群れは1時間ほど港内にとどまった後、女神大橋をくぐって長崎湾の外へ向けて泳ぎ去ったという。船舶の航行に影響はなかった。

長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科の天野雅男教授(鯨類学)によると、ハンドウイルカは長崎沖や五島の周辺などに生息しており、時折海岸に近づくことがあるという。(米田悠一郎)

2020年1月10日 3時00分
https://www.asahi.com/articles/ASN194RGCN19TOLB003.html
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