https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200116-00010005-reutv-eurp
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ロシアで、遺体やその一部を冷凍保存するサービスを提供する企業がある。
いずれ科学が、遺体に新たな命を吹き込むことができる、その日に備えるのだという。

ここはロシアの某所。見えているのは、ロシアの新型核弾頭―ではない。
タンクの中には冷凍保存された遺体が入っている。この会社は、顧客の遺体を冷凍保存するサービスを提供している。
その目的は「永遠の命」を手に入れるためだ。

会社側によると71人分の脳と遺体が、 氷点下数百度の液体窒素の中で冷凍保存されている。
そして、いずれ「復活」させる方法が見つかるその日に備えるのだという。
この会社の担当者は「このサイロは8―12人の遺体を収容することができる。中には頭部や脳だけを残すことを希望する顧客もいる」と話す。

アレクセイ・ボロネンコフさんは、亡くなった母親の脳を冷凍保存している。自身が死んだときにも、この会社に保存を依頼したいと話す。
「母と私はとても仲が良かった。これが母と再会できる唯一の手段だと思う」とボロネンコフさん。
だが決して安くはない。全身保存は1体約400万円、脳は約165万円だ。

大切な人のためなら支払う価値のある金額だと、この会社の代表は話す。彼女は愛犬が死んだときに冷凍保存したという。