追徴課税を減額してもらう見返りにベトナムの税関職員に約735万円相当の現金を渡したとして、愛知県警捜査2課は20日までに、不正競争防止法違反(外国公務員への贈賄)の疑いで、同国に本社を置く電線加工品販売会社の元社長の日本人男性(48)を書類送検した。書類送検は16日。同社は名古屋市東区の会社の現地法人という。

書類送検容疑は2014年5月10日ごろ、ハイフォン市税関局の事務所で、電線の原材料を輸入した際の関税を過少申告したことに対する追徴課税や行政処分を減免してもらう見返りに、同局職員2人に現地通貨で現金を渡した疑い。

2020/1/20 16:36 (JST)1/20 16:54 (JST)updated
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