Q1. 生理痛のたびに痛み止めを飲み続けても大丈夫?

痛み止めを飲むことは問題ありません。ただ飲まないといけないくらいの生理痛があることが“異常”だと考えてください。

生理痛が強い人は子宮内膜症を発症している、もしくは 後発症する可能性があるので、産婦人科に一度行ってもらいたいです。ピルを飲んで生理をコントロールすれば、生理痛や子宮内膜症の悪化の予防になりますよ。


Q2.ピルを飲んでもPMSの症状が改善しません...。

ピルの種類も増えたので、自分に合うものを試してみるのもいいかもしれません。最近は、飲み続けることでうまくいけば120日間生理を止めるタイプのピルもあります。生理がこないということは、PMSもありません。

ピル以外だと、頭痛があるなら頭痛薬を飲む、イライラするなら漢方薬を飲むなどして、まずは対症療法が大事です。もちろんピルと併用しても問題ありません。

PMSは約7〜8割の人が感じていると言われているので、自分だけではないし、ホルモンの影響で起こってしまうことを理解しておくだけでも不安は解消されますよね。


Q3.体内に入れる生理用品は、ナプキンに比べて体の負担にならない?

生理用品の素材によります。まずタンポンは繊維でできているので、長時間入れておくと膣内が細かく傷ついたり、菌が増殖しやすくてニオイの原因になってしまうことも。

ただナプキンだと着たい洋服に制限があったりもするので、タンポンはそうい ったここぞのタイミングで使うのが正解です。

また最近だと月経カップが断然おすすめ。私自身も使っていますが、とにかくラクちんで感動しますよ! シリコン製で清潔だし、自分の経血の量がわかるのもメリット。ナプキンで蒸れて肌が荒れたり、皮膚が弱い人は月経カップをぜひ試してみてください。


Q4.ピルを飲み続けると妊娠しにくくなるって噂は本当?

安心してください、それはまずありません! 逆にピルを長期間飲んでいる人のほうが、妊娠しやすいという結果も出ているくらいです。ピルのメリットはたくさんあります。まず生理痛が軽くなるし、量も少なくなります。

そしてピルをちゃんと飲んでいれば99.9%避妊できます。またピルは排卵(卵巣の壁を突き破って卵子が出ていくこと)を抑制するので、卵巣が傷つくのを防いで卵巣ガンのリスクを減らしたり、卵巣機能を温存することにもつながります。

晩婚で高齢出産も増えている今の時代、子宮と卵巣を守るためには生理痛がない人でもピルは飲んだほうがいいと思います。


Q5.どのくらい生理がこなかったら妊娠を疑うべき?

毎月生理がきている人であれば、生理予定日付近に生理がこなければ妊娠反応検査をしていいと思います。もしくは避妊のないセックスをしてから3週間後に検査をするなど。

でも実は生理の出血だと思っていても、着床出血だったり、排卵のときの出血であるケースもあります。全部同じ血なので、それらを素人が見分けることはできません。だからこそ出血があったからといって、それを生理だと自己判断するのは危険です。


Q6.生理のとき、ゼリー状の血の塊が出ることがあって不安...。

血の塊が多少は出ることは誰しもありますが、毎回出たり、その塊が大きい場合は過多月経で生理の量が多いと判断してください。

昼でも夜用ナプキンが必要だったり、何回もナプキンを替えないといけない人も同様の疑いがあります。一度産婦人科で診断を受けましょう。ピルを飲む と量も少なくなりますよ!

全文はソース元で
1/22(水) 22:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200122-00010028-magacol-life&;p=2