全世代型社会保障「出生率1.8実現へ少子化対策の柱」 参院代表質問で首相
1/24(金) 11:38配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200124-00000029-mai-pol

 安倍晋三首相の施政方針演説など政府4演説に対する各党の代表質問が24日午前、参院本会議で行われた。首相は、政府が夏までにまとめる全世代型社会保障の最終報告について「希望出生率1・8の実現を目指し、今年度内に策定を予定している新たな少子化社会対策大綱で目標実現に向けた道筋を示す」と述べ、少子化対策を柱として位置づける考えを示した。公明党の山口那津男代表への答弁。

 首相はまた、春に予定される中国の習近平国家主席による国賓来日について「日本と中国は地域や世界の平和の繁栄にともに大きな責任を有している。その責任をしっかり果たすとの意思を内外に明確に示していく機会としたい」と述べた。

 日本維新の会の片山虎之助共同代表は、汚職事件に発展したカジノを含む統合型リゾート(IR)の整備方針について見解を聞く。

 午後は共産党の山下芳生副委員長、国民民主党の大塚耕平参院議員会長、自民党の野上浩太郎参院幹事長代行が質問。22日の衆院本会議から続いた代表質問は24日で終わる。【野原大輔】