スイスのダボスで開催されている世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)では、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんとトランプ米大統領がつばぜり合いを演じたばかりだが、ムニューシン米財務長官もこれに加わった。

記者会見でグレタさんの温暖化対策の訴えについて問われたムニューシン長官は、「彼女はチーフエコノミストかい? まず大学で経済を勉強してきてから、我々に説明してほしいものだ」と皮肉った。

トランプ大統領は2日前に会議で1兆本の植林を約束したが、グレタさんは温暖化対策は木々だけの問題ではないと反論していた。

ムニューシン長官は米国の温暖化の姿勢が「誤解されている」とし、トランプ大統領はきれいな空気、きれいな水、そしてきれいな環境を心から願っていると述べた。

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