中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が広がるなか、都内の観光地には中国の旧正月「春節」の連休を利用して中国人観光客が多く訪れていて、感染の予防を徹底しようとマスクをつけて観光する人もみられました。

東京の原宿や明治神宮は中国人にも人気がある観光地の1つです

春節の連休を利用して、福建省から観光に訪れたという40代の夫婦は「新型肺炎が流行しているので、医療用のマスクをつけていますが、日本は感染予防の意識が高いと思うので、それほど心配しておらず、日本での観光を楽しみたい」と話していました。

上海から家族5人で観光に訪れている32歳の父親は「感染が拡大している中国にいると、少し心配なところもありますが、それと比べれば、日本は安心に感じるので気持ちが楽です。日本に来てから、マスクを買いに行きましたが、薬局などでは品切れになっていて、もっと買えるとうれしいです」と話していました。

2020年1月24日 15時51分
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