新型肺炎が広がりを見せる中、春節の連休がきょうからスタート。

薬局では早くもマスクの売り切れが。

私たちはどう対応すればいいのでしょうか。

◆静岡空港
約1週間にわたる春節の連休初日となった24日の静岡空港。

山田結城記者 「南昌便の乗客が検疫を終えロビーに下りてきました。ほとんどの方がマスクをしています」

普段はマスクをしていない売店のスタッフや清掃員もマスクを着用していました。

空港内の売店のスタッフ 「もちろん従業員の健康第一なので、マスク着用していいですよということなので」

一方空港内のドラッグストアでは・・・

中国人観光客が大量にマスクを購入し、売り切れとなっていました。

店員女性 「ざ〜といらっっしゃって、全部持っていかれるくらいすごい」

◆富士山世界遺産センター
毎月800人から1000人の中国人観光客が訪れる、富士宮市の富士山世界遺産センターでは、23日、入口にアルコール消毒液を設置。

来館者には消毒を呼び掛ける予定です。

富士山世界遺産センター・落合徹副館長 「センターも不特定多数の人が来ますので、センターに来る人を媒介にして広がらないようにできるだけの措置をしたい」

◆防御策は
では、私たちはどんな対策をとったらいいのでしょうか。

感染症を専門とする医師は過度に恐れる必要はないと話したうえで、一般的なインフルエンザの予防策をすすめます。

岩井一也医師 「この肺炎にかからないようにということに限定して言いますと、日本で患者が1人2人のレベルなので確率的には非常に少ない。外出から帰ってきたら手洗いをしっかりするだとかいうことなんですが、外出しているときも外の物を触った、例えば電車の吊り革を触った、手すりを触った手で直接目をかいたり鼻を触るのを避けて、手洗いをしてから自分の顔を触る」

万が一、頭痛や咳、発熱・喉の痛みがあり、最近武漢に行ったり武漢に行った人と接触したことがある人は、病院に直接来る前にまず保健所に連絡してほしいとしています。
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1/24(金) 19:05配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200124-00000009-sut-l22