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東京原油3カ月ぶり安値
中国新型肺炎を懸念
2020/1/27 16:59 (JST)
©一般社団法人共同通信社



 週明け27日の東京商品取引所で原油の先物が大幅に値下がりし、指標価格の清算値(株価終値に相当)は1キロリットル当たり前週末比2150円安の3万7370円と、昨年11月1日以来約3カ月ぶりの安値を付けた。

 新型肺炎のまん延で中国景気が一段と減速すると懸念されたことが要因。中国は世界第2位の経済大国のため、人の輸送や企業の生産で使うガソリンなど石油化学製品の需要が世界的に減りそうだとの見方が広がった。

 東商取の指標は現在、今年6月に決済期限を迎える先物で中心限月と呼ばれる。