宮崎県内のインフルエンザの患者数が今シーズン初めて警報レベルを超えました。宮崎県は、手洗いなどの感染予防対策の徹底を呼びかけています。

県によりますと、今月26日までの1週間に県内59の定点医療機関を受診したインフルエンザの患者数は1803人と前の週の1.3倍に増加しました。1医療機関当たりの患者数は30.56人で、今シーズン初めて警報レベルを超えました。警報レベルを超えたのは昨シーズンと比較して2週間遅くなっています。

地域別では、小林、延岡、都城保健所からの報告が多く、年齢別では、10歳未満が全体の半数を占めています。また、県教育委員会によりますと、県内の公立小中学校では、宮崎市と都農町の中学校あわせて2校で学年閉鎖、宮崎市や都城市など7つの市と町の小中学校あわせて8校で学級閉鎖の措置がとられました。

県は、大きな流行の発生が疑われるとして、石けんを使った手洗いやマスクの着用など、感染予防対策の徹底を呼びけています
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200130-00010003-mrt-l45