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参加者の半分以上が武漢市含む中国人…新型肺炎で留学生招く2月のプログラム中止に 名古屋大学
01月29日 19:00


 新型肺炎の感染拡大で、大学が中国への留学を中止させるなど教育現場への影響が広がっています。

 愛知県長久手市にある愛知県立大学では、中国学科の学生7人が2月下旬から中国に短期留学する予定でしたが、上海の大学から中止したいと連絡があったとのことです。2月以降の長期留学の予定者4人についても渡航の延期を検討しています。

 また、名古屋大学では海外から留学生29人を招き、日本文化を学んでもらうプログラムを2月に予定していましたが、参加者の半分以上が武漢市を含む中国人で、複数の学生が同じ部屋に宿泊することから「感染リスクを減らしたい」と中止を決めました。

名古屋大学学生交流課 山本さん:
「中国からいらっしゃる学生もいるんですけども、向こうからの移動中や滞在中に、他の方々に何かの間違いで感染が広がるといけないと思いましたので、やむを得ない判断だったと思っています」