北陸電力3年ぶりに配当実施へ

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20200201/3020003858.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

北陸電力は七尾大田火力発電所2号機が再び稼働するなどし業績改善にめどがたったとして、
3年ぶりに期末に配当を行う方針を明らかにしました。

これは北陸電力が、31日去年4月から12月まで9か月間のグループ全体の決算を発表するなかで明らかにしました。
それによりますとグループ全体の経常利益は、減価償却費の計上方法の変更や、
おととしの火災で昨年度、停止していた七尾大田火力発電所2号機が稼働を再開するなどした結果、
グループ全体の経常利益は223億円と3年連続の増収増益となりました。

このため法人税などを差し引いたグループ全体の最終的な損益は145億円の黒字となり、
去年よりも124億円多いということです。
北陸電力は今年度全体で最終的な損益として120億円の黒字を確保できるめどが立ったとして、
3年ぶりに期末に1株あたり10円の配当を行う方針を明らかにしました。

北陸電力の金井豊社長は、「七尾と敦賀の火力発電所2機が合わせて165日停止する中、
経営に一定の成果が出せた。株主の期待に答えることができたと思う」と話していました。

一方、志賀原発の再稼働が当面の間見込めない中、電気料金の値上げについては
「現状の電気料金を維持したい」として否定的な考えを示しました。

02/01 10:47