自民党が31日、党本部で開いた新型肺炎の対策本部会合で、出席議員から「中国人の入国は拒否すべきだ」との趣旨の発言が出た。冷静な議論を促す声もあったが「パニック状態」(党幹部)で持論を展開する議員が後を絶たず、1時間予定の会議は2時間続いた。

 政府は新型肺炎を感染症法の「指定感染症」にする政令を前倒しして1日に施行する。同じコロナウイルスによるSARS(重症急性呼吸器症候群)などを含む「2類感染症」相当の扱…

毎日新聞2020年2月1日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20200201/ddm/041/040/134000c