池袋 親子死亡事故で旧通産省幹部を在宅起訴

去年4月、東京・池袋で車が暴走し、2人が死亡するなどした事故で、東京地方検察庁は運転していた高齢ドライバーを過失運転致死傷の罪で在宅起訴しました。

在宅起訴されたのは、旧通産省の幹部だった飯塚幸三被告(88)です。

検察庁によりますと、去年4月、東京・池袋で運転する乗用車を暴走させ、歩行者などを次々にはね、自転車に乗っていた松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)を死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせたとして過失運転致死傷の罪に問われています。

車には暴走につながる不具合はなく、ドライブレコーダーの記録などを分析した結果、ブレーキとアクセルの踏み間違いが事故の原因だったとされ、去年11月に書類送検されていました。

捜査関係者によりますとこれまでの調べに対して飯塚被告は「パニック状態になってブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性もある」と供述しているということです。

2020年2月6日 13時52分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012274941000.html?utm_int=all_contents_just-in_001
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