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九州新幹線長崎ルートの整備を巡り、議員や商工関係者ら佐賀県のフル規格推進派約40人が8日、
新しいJR長崎駅など佐賀、長崎両県で建設中の新幹線駅や車両基地を視察した。
 
与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームメンバーの今村雅弘衆院議員(比例九州)や
佐賀県フル規格促進議員の会(会長・平原嘉徳佐賀市議)が主催し、県議、市議、商工関係者ら約40人が参加。
鉄道建設・運輸施設整備支援機構やJR九州、自治体関係者らの案内で、武雄、嬉野、大村、諫早、長崎各市で
工事が進む新幹線駅などを巡った。このうち、新幹線と在来線のホームなどからなる新しい長崎駅については、
近くの県庁8階の展望テラスから見学。新駅ビルの概要や在来線連続立体交差事業の説明を受けた。
 
新幹線開通に向け、長崎駅周辺で進む再開発の様子に今村衆院議員は「こんなに街が変わっているとは思わなかった。
一日も早くフル規格で関西方面と結び、西九州全体の浮揚を図りたい。佐賀県も一緒にやろうという雰囲気を
盛り上げていきたい」と語った。

参加した女性は「(未着工区間の)新鳥栖−武雄温泉がどうなるか気になるが、フル規格で整備して、
在来線も生かしてほしい」と話した。