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ロシア 新型ウイルス対策で中国の総領事に2週間の隔離措置

新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、ロシア外務省は中部の都市エカテリンブルクに新たに着任した中国の総領事について、公邸に2週間とどまるよう隔離措置をとったと発表しました。

隔離されたのは、エカテリンブルクの中国総領事館に新たに着任した総領事で、ロシアのメディアによりますと、今月6日モスクワ経由でエカテリンブルクに到着したのちそのまま公邸にとどまっているということです。

ロシア外務省は「中国から到着するすべての人に必要な措置だ」としていて、外交官であっても感染拡大を防ぐため厳格に隔離する方針を強調しました。

ロシアの当局は今月5日、中国の湖北省から帰国した自国民100人余りも医療施設に2週間隔離していて、国内で感染が広がらないよう対策を強化しています。

2020年2月11日 22時03分 NHK