首里城瓦の再利用3000人募集

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20200213/5090009277.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

首里城の火災によって、地元経済に影響が出ていることを受けて、
沖縄県は瓦の再利用に向けたボランティアを3000人以上募集し、地域振興を図ることになりました。

首里城やその周辺では、去年10月の火災のあと観光客が減少するなど
地元経済に影響が出ていることから、沖縄県は地域振興策をとりまとめました。
この中では、全焼した建物に使われていた赤瓦を再利用するため3100人程度のボランティアを募集して、
3月1か月間、瓦を固定していた「しっくい」をはがす作業をしてもらうことにしています。

また、がれきの中から、正殿の屋根にあった龍の飾りの破片を探し出すイベントを、ことし4月に開催するとしています。
このほか、城壁などをスクリーンに見立てて、在りし日の首里城の姿などを投影する
プロジェクションマッピングを、3月7日と8日に実施し、来場者が
スマートフォンで入力したメッセージも投影するということです。

沖縄県は、首里城の再建には相当な期間を要することから、それまでの間にも
こうしたイベントなどを通じて、地域振興を図りたい考えです。

02/13 12:08