13日長崎県佐世保市の漁港から、釣りをするために男性3人が乗って沖に出た小型船の行方が分からなくなり、14日正午すぎ、周辺の海域で3人が心肺停止の状態で見つかりました。海上保安部は、行方が分からなくなっている3人の可能性もあるとみて身元の確認を進めています。

13日、長崎県佐世保市有福町の三根芳治さん(66)が乗った小型船「銘友丸」が朝から釣りに出たまま日没になっても戻らず、海上保安部は昨夜から14日にかけ巡視船などを出して捜索を続けています。

海上保安部によりますと、小型船には三根さんのほか、弟の泰広さん(65)と三根さんの知人の岩永政博さん(69)が乗っているとみられるということです。

14日正午すぎ、三根さんが釣りに出たとみられる海域から南西に20キロほど離れた長崎県西海市の大立島の沖合で、3人が漂流しているのが見つかり救助されましたが、いずれも心肺停止の状態だということです。

海上保安部は、見つかったのは、三根さんたち3人の可能性もあるとみて、身元の確認を進めています。

2020年2月14日 16時04分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200214/k10012285721000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200214/K10012285721_2002141601_2002141604_01_02.jpg