新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)問題で、厚生労働省は14日、滞在した地域に限定せずにウイルス検査が受けられるよう対象者を拡大する方針を明らかにした。現在は原則として中国湖北省や浙江省との関連がある場合に限っているが、これらの地域に滞在歴がない人の感染が相次いで判明したことを受けた。国内流行に備え、肺炎など疑われる症状があれば、滞在歴の有無にかかわらず対象とする可能性がある。

 検査を実施できる施設も拡充。大学病院や民間の検査会社にも協力してもらい、1日に実施できる数を約300件から約1100件まで増やす。

2020/2/14 16:46 (JST)
https://this.kiji.is/600956621150454881