書類送検された脇本譲警部補の父親が14日、広島市西区内の自宅前で中国新聞の取材に答えた。生前に受けた広島県警の事情聴取で犯行への関与を否認していた息子の無実を信じると説明。状況証拠で立件した県警に対する不信感を強調した。やりとりは以下の通り。

 ―書類送検について警察から説明は。

 ありました。

 ―いつごろですか。

 今朝、(電話が)かかってきた。そういう方向でと。もう警察が決めているのだからどうやってもひっくり返らないのだから、仕方がないじゃないですか。僕らがどうやこうや言っても。

 ―どう感じましたか。

 不満ですよ。無理やりもっていこうとしている。絶対たる証拠があるのか。(県警は)あまりはっきり言わなかった。

 ―県警への不信感は。

 いっぱい、いっぱいある。嫌ってほどある。

 ―あらためて息子さんは無実だと。

 当然ですよ。

 ―そのお気持ちに変わりはありませんか。

 本人がそう言っていたのだから。

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=613223&;comment_sub_id=0&category_id=256

中央署窃盗事件 警部補を容疑者死亡のまま書類送検 広島県警
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=613083&;comment_sub_id=0&category_id=256