東京メトロ バリアフリーへ改修

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20200216/1000044136.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

東京オリンピック・パラリンピックに向けて、車いすの人が電車に乗りやすくしようと、
東京メトロはおよそ80の駅でホームと車両の間の段差や隙間を小さくするバリアフリー対策を急いでいます。

車いすの人が電車を乗り降りする際には、ホームと車両の間に大きな段差や隙間があるため、
ほとんどの場合、鉄道会社に事前に伝えた上で、間に板をかけるなど駅員の介助が必要です。
このため東京メトロは、東京大会に向けて車いすの人がひとりでも乗り降りしやすくしようと、
競技会場に近い辰巳駅や外苑前駅など78の駅で段差や隙間を小さくする改修を進めています。

国のガイドラインでは段差は3センチ、隙間は7センチを目安として、
できるだけ小さくすることが望ましいとされているため、ホームの端にゴム製の部材を付けたり、
ホームをかさ上げしたりして目安に近づけています。

こうしたバリアフリー対策は、東京大会をきっかけにJR東日本や都営地下鉄などでも加速しています。
東京メトロの脇田和慶さんは「東京大会には障害のある人も含め多くの人が訪れるので、
安心して利用してもらえるよう環境を整備していきたい」と話しています。

02/16 06:58