0001ごまカンパチ ★
2020/02/17(月) 07:56:03.17ID:skEvrStO9大麻入りチョコレート、大麻入り紅茶、大麻入りカクテル…今、アメリカでは大麻が入った食品が大流行しています。
「大麻」というと「麻薬」のような違法なものを想起してしまいますが、これらの食品に入っているのは、大麻草の茎や種子から抽出された成分「CBD」です。
■CBDとは?
「CBD(カンナビジオール)」とは、大麻草の茎や種子から抽出された成分のこと。
大麻草から採取できる「有効成分」には主に2種類あります。1つは、葉や穂から抽出されたTHC(テトラヒドロカンナビノール)。
そしてもう1つが、茎や種子に含まれるCBD(カンナビジオール)です。
私たちがイメージする「大麻(マリファナ)」は前者の「THC」のことで、幻覚作用や多幸感をもたらします。
一方、後者の「CBD」は摂取してもハイになることはありませんし、依存性や過剰摂取などのリスクもありません。
■CBDのメリットは?
CBDには様々な健康メリットがあると言われていますが、「ドラベ症候群」や「レノックス・ガストー症候群(LGS)」など、
難病とされている「小児てんかん症(けいれんを何度も繰り返す病気)」の治療に有効だと言われています。
また、CBDには不安を鎮める効果もあるとされ、不眠症に悩んでいる人に、質の高い睡眠を提供できる可能性もあるとされ、
就寝前にCBDオイル入りの紅茶を飲んだり、手首にCBDオイルを垂らしたりする人が増えています。
また、European Journal of Painが実施した動物実験では、CBDが関節炎による痛みと炎症の軽減に役立つことも示されています。(出典:Havard Health Publishing)
■ついに東京にもオープンしたCBD専門店
すでにアメリカでは、ニューヨークのミレニアル世代から支持を得ているビーガンフードカフェ「by CHLOE」がCBD入りスイーツを販売したり、
ニューヨークのお洒落ホテルとして名高い「Ace Hotel」内にあるバー「The Breslin」でCBD入りカクテルが提供されていたりと、CBD入りフードの人気が高まっています。
日本でも徐々にCBDの知名度は上がっており、2020年2月1日に「HealthyTOKYO」が、日本で初のCBD専門店&カフェをオープンしました。
2016年に日本で初めてCBDオイル商品を販売し、CBDのパイオニア的存在であったHealthy Tokyo。
今までオンラインでCBD製品を販売していたHealthy Tokyoですが、外国人の方を中心に「お店で販売して欲しい」という声が多く出てきて、今回店舗を開いたとのこと。
店内には、日本オリジナルのCBD製品がズラリと並んでいます。
濃度が低めのCBDオイル(2%濃度)は、20mlで14,500円。6%濃度のものは20mlで19,500円となかなかのお値段。
さらにペット用のCBDオイルも販売されています。旅行などでペットを車や電車に乗せる際に、リラックスさせるためにCBDオイルを塗るのだとか。
こんな高価なオイルを塗ってもらえるなんて、何て贅沢なペットでしょう!
CBDオイル以外にも、手作りのCBDオイル入りスイーツやドリンクも提供されています。
一見普通のケーキに見えますが、ここに並んでいるものは全てビーガンスイーツ。卵や牛乳を一切使用していないスイーツです。
そして棚の左上にある、この小さなチョコレートには10mgものCBDオイルが含まれています。
「最も多くのCBDが含まれたスイーツを食べてみたい」と言ったところ、出してくれたのはこのブラウニー。
心身共に疲労が溜まっている時に実際にブラウニーを食べてみましたが、気持ちが少し和らいだような、そうでもないような…
「病は気から」と言いますが、「身体に良い気がする」と思って食べることが大事なのかもしれません。
スイーツの他にもCBDドリンクも用意されています。(CBDオイルをショットで追加するので、CBD抜きでも注文可)
まさにCBDを学び、体験し、感じる場となっています。
■世界で拡大するCBDマーケット
2014年から2022年にかけて、アメリカのCBD製品の売上高は約20倍にも成長すると予測されています。
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この驚異的な成長は、「ゴールドラッシュ」ならぬ「グリーンラッシュ」と呼ばれ、世界中の投資家達がCBD市場に注目しています。
今後日本でもCBD入りフードの需要が高まっていくのかに注目です。