新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中国や台湾などからの県内の主な宿泊施設への予約のキャンセルが、1000人以上にのぼっていることが県への取材で分かりました。

宮崎県では今月16日に、県内52の主な宿泊施設に新型コロナウイルスの感染拡大の影響について問い合わせました。

その結果、新型コロナウィルスに関連した宿泊予約のキャンセルは、中国をはじめ台湾や韓国からの旅行客などで、合わせて1336人にのぼっているということです。

内訳では、団体旅行が993人、個人旅行が343人となっていて、新型コロナウイルスの感染拡大によって、県内の経済にも影響が出始めている現状が明らかになりました。

また、県観光協会によりますと、今月26日から県内にある観光関連の企業などのおよそ20人が2泊3日で台湾を訪問し、現地の経済団体や航空会社と交流を深める予定でしたが、新型コロナウイルスを巡る状況を考慮し、訪問中止を決めたということです。

02月19日 17時04分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20200219/5060005386.html