2月13日、愛知県名古屋市と尾張地方の幼稚園で配達された弁当を食べた園児ら162人から食中毒の症状を訴え、一部から「ウェルシュ菌」が検出されました。愛知県は、20日弁当を製造した会社の豊山町にある工場を営業禁止処分としました。

 愛知県によりますと、名古屋市と尾張地方の2か所の幼稚園で2月13日、配達された弁当を食べた2歳から5歳の園児ら162人が下痢や腹痛などの症状を相次いで訴えました。

 検査の結果、一部の園児らから「ウェルシュ菌」が検出されました。保健所の調査で弁当に入っていた小松菜の煮浸しが配達される前日に調理されていたことがわかり、食中毒の原因とみられるということです。

 このため県は食中毒と断定。弁当を製造した「山大食品」の豊山工場に対し、弁当の調理や保管の方法などを指導すると共に20日付けで営業禁止処分としました。

 園児らは全員症状は軽く、すでに快復しているということです。

2/20(木) 19:09
東海テレビ
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