災害時の支援車を平時に有料で

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/20200221/6000008955.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

災害時に避難所などで生活する住民に車を無償で貸し出すサービスを行っている石巻市の団体が、
車の維持費を確保しようと、保管している車などを一般の人たちに有料で貸し出す取り組みをはじめました。

東日本大震災の後、石巻市で設立された「日本カーシェアリング協会」は、
災害によって浸水するなどして車が使えなくなった住民を支援しようと、
寄付で集まった車を無償で貸し出しています。
去年の台風19号では、被災した丸森町や福島県いわき市などにあわせて105台の車を貸し出しました。

主催している協会によりますと、228台の車を保有していて、車の維持費や
駐車場の費用に1台あたり年間20万円ほど負担しているということです。
また、今後、車を増やすことも考えていることから、使わずに保管している車などあわせて70台を、
一般の人たちに月1万円で貸し出す取り組みを行うことになり、22日から募集をはじめました。

借りるためには条件があり、全国で災害が起きた場合には、協会から電話や郵便で通知が届き、
10日以内に返却する必要があるということです。

日本カーシェアリング協会の吉澤武彦代表は「支援のために寄付していただいた車を有効活用することができる。
災害時に車がなくて苦しむ人に、少しでも早く車を貸し出して助けることができればと思う」
と話していました。

02/21 17:51