農業研修生が育てた農産物販売

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200223/6050009056.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

震災と原発事故のあと農業の担い手不足が続く福島県で新たに農業を始めようと
農家で実習にあたっている研修生が育てた農産物を販売する催しがいわき市で開かれています。

この催しは、深刻な農業の担い手不足の解消につなげようと福島県が開いたもので、
いわき市のショッピングモールに設けられた売り場には、キャベツやいちごなど
およそ30品目の農産物や加工品が並んでいます。
これらは県内の農家で4か月間実習に取り組んだ研修生が生産したもので、
23日は20代から60代の研修生5人が売り場に立ち、買い物客に購入を呼びかけたり、
調理方法などを紹介したりしていました。

福島県内の農業就業人口は震災と原発事故の前の平成22年には、11万人近くにのぼっていましたが、
おととしには5万8000人余りに減っていて福島県は、就農希望者と
農家をつなぐマッチングの取り組みを今年度から進めています。

孫と訪れた女性は、「見た目がおいしそうでほうれんそうを買いました。
農家の方が少ないのでがんばってほしい」と話していました。

研修生の68歳の女性は、「自分で栽培した野菜を人に販売できる楽しみを感じています。
風評被害もあるので、少しでもぬぐい去れるよう安全で安心な野菜を作っていきたい」と話していました。

02/23 13:27