【北京共同】新型肺炎で中国湖北省武漢などを視察した世界保健機関(WHO)と中国の専門家チームは24日、北京で共同記者会見を開き、新型コロナウイルスはコウモリからセンザンコウを介して広がった可能性があるとの認識を示した。また医療従事者の約3千人が感染しており、ほとんどが武漢で発生したと明かした。

 中国側の専門家、梁万年氏は、コウモリが宿主、センザンコウが中間宿主の一つである可能性を指摘。さらに分析を進めるとした。

 センザンコウは、うろこに覆われた希少動物。アリクイに形態が似ている。東南アジアやアフリカに生息し、うろこは漢方薬の原料として珍重される。
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