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#陸上 の長距離界を席巻している「 #厚底シューズ 」に端を発し、世界陸連がシューズに関する新規定を発表。4カ月以上の市販期間を必要とするルールが4月29日までに発売された製品には適用されず、東京五輪でも使用が認められることが、このほど明らかになった。

11:52 - 2020年2月26日
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「4月29日」までなら五輪OK 陸上の新型シューズ、発売前倒しへ

新規定をめぐっては当初、「4月30日以降の競技会で使用する靴は全て4カ月以上の市販期間が必要」との解釈があり、トップ選手らが先駆けて履いている新型モデルを使用できなくなる可能性が懸念されていた。新製品は世界陸連に仕様を報告する必要があるが、4月29日までに発売されれば市販期間を問わず、4月30日以降も使用できる。

短距離の男子100メートルで日本歴代2位の9秒98を持つ桐生祥秀(日本生命)は、靴底に金属製のピンがないアシックス社の「次世代短距離シューズ」を昨夏から試合で使用している。現時点で市販されていないが、アシックスの広報担当者は「ルールにのっとった対応を進めている」。当初は夏頃を予定していたが、4月29日までの発売を目指している。

どこまでが特注?

発売時期の問題だけではなく、試作品や「医学的理由」を除く特注品は禁止された。トップ選手の中には足型や走り方に合わせて改良された靴を履いている選手もいるが、今後も使用できるかは不透明だ。桐生の「ピンなしシューズ」も走り方に合わせて、炭素繊維素材をベースとした複雑な立体構造が靴底に配置されている。

選手は履き慣れた靴が五輪で履けなくなるかもしれない不安を抱えている。桐生は「どこまでが特注なのか。角度を変えているのが特注なら、いろんな選手がそれぐらい変えている。僕らはもちろんルールに従ってやるしかない」と話す。

各メーカーにとって、五輪は自社製品をアピールする絶好の場。使用した選手が活躍すれば一気に注目度が高まり、売り上げにも大きく影響する。選手に安心して使ってもらい、最高のパフォーマンスを発揮してもらうため、新ルールの内容を慎重に確認しつつ開発と販売準備を進めている。(2020年2月26日掲載)

(2020年2月26日掲載)
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