2/26(水) 22:29配信毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200226-00000111-mai-soci
 東京都は26日、新型コロナウイルスに感染して入院中だった都内在住の80代男性が死亡したと発表した。死因は肺炎とみられる。男性には糖尿病の持病があった。感染者との接触や渡航歴もなく、感染経路をたどれないとしている。

 都によると、男性は2月13日に発熱があり、都内の病院に入院。呼吸状態が悪くなり、18日にウイルス検査で感染が確認された。転院先で集中治療室(ICU)に入っていた。

 一方、都は新たに都内在住の70、80代の男性3人が感染していたと発表した。いずれも渡航歴はなく、重症化していない。

 このうち80代の無職男性と70代の男性会社員は、都内の同じ医療機関で、少なくとも2月9〜14日に同じ病室にいた。都は院内感染の可能性もあるとみて調べている。残る1人は、70代の男性会社員。これで都内の感染者は35人になった。【内田幸一】