五輪開催「専門家の判断が最重要」

 感染拡大で東京オリンピックへの影響も懸念されていますが、IOC=国際オリンピック委員会の元副会長が、日本メディアでは初めてJNNのインタビューに応じ、「開催するかどうかは、IOCではなく、公衆衛生の専門家の判断が最重要だ」と語りました。

Q.東京五輪を中止、延期する可能性はあると考えますか?

 「まだ分かりません。理にかなった判断をするための十分な情報がないのです」(リチャード・パウンド元副会長)

Q.判断する際に何が最も重要ですか?

 「公衆衛生の専門家の判断が最も重要だと言える。東京やIOCが判断するのではない」(リチャード・パウンド元副会長)

 今回のインタビューでパウンド氏は、「最悪のシナリオ」についても語りました。

 「最悪のシナリオは大流行が起き、開催したい時期は危険すぎると見なされる。中止以外に選択肢はありません」(リチャード・パウンド元副会長)

 一方、日本政府や東京都が、パウンド氏の発言を「公式見解」ではなく、「個人的な見解」としたことについては・・・

 「私のことをたった一人のメンバーにすぎないと軽視していいとは思いません。世界の皆さんが心配しているのです。大流行になる可能性について考えないことは無責任でしょう」(リチャード・パウンド元副会長)

 パウンド氏は、来週にもIOCの会議で東京オリンピックについて話し合われるとの見通しを示しました。

 一方、トランプ大統領は26日、東京オリンピックへの影響について、「日本では多くの感染者が出ているが良い形になることを願っている。うまくいくことを望んでいる」と語りました。


2月27日 TBS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3916097.htm

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