学校が臨時休校となる中、都内の繁華街では日中の時間帯にゲームセンターやイベントなどを訪れる中学生や高校生の姿が多く見られました。

文部科学省は臨時休校中の児童や生徒に対し基本的に自宅で過ごすよう求めるとともに、子どもたちが不要不急の外出をしないよう呼びかけています。

しかし、若者に人気の都内の繁華街では3日、日中の時間帯に中学生や高校生の姿が多く見られました。

東京 渋谷で開かれているアイドルグループのイベントを訪れていた高校2年生の女子生徒は「学校が休校なので友達と一緒に遊びに来ました。カラオケボックスにも行っていますが風通しが悪い場所に行かないように呼びかけられていることは知らなかったです」と話していました。

一緒にいた別の女子生徒は「家でじっとしていてもスマホを見るくらいしかやることがないので友達と一緒に渋谷や池袋に出かけて買い物をしたりしています」と話しています。

また、小田急線の下北沢駅近くの繁華街ではゲームセンターに出入りする中学生の姿も見られました。

下北沢に遊びに来ていた高校2年の男子生徒は「親からは外出を控えるように言われていて繁華街などの人混みはできるだけ避けようと友達と話しています。しかし、家にいてもユーチューブばかり見て過ごしているような状態なので正直、暇です」と話していました。

2020年3月3日 18時51分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200303/k10012312031000.html