在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)京都府本部が入る「京都朝鮮会館」(京都市右京区西院南高田町)の土地と建物の競売で、京都地裁は5日、9億2800万円で落札した大阪市北区の不動産会社「ミヤ産業」への売却を許可する決定を出した。納付期限は4月21日。朝鮮総連府本部は所有権が移転され、入居継続を認められなければ退去を迫られることになる。

 府本部に債権を持つ整理回収機構が強制競売を申し立てていた。ミヤ産業は公式ホームページによると1989年設立。大阪を中心に一般向け住宅や事業用ビルなどを販売している。

 土地は約1700平方メートルで、71年完成の建物は地上6階、地下1階で延べ床面積約2400平方メートル。ホテルの建設ラッシュなどでマンションやオフィスビルの用地が枯渇し、不動産需要が高い京都市中心部にある。入札額の下限となる買い受け可能価額は約3億4800万円、売却基準価額は約4億3500万円だった。

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3/5(木) 17:33配信

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