使い捨てマスクが品薄状態になっていることを受けて、マスク製造大手の興和は洗って繰り返し使えるマスクの生産を開始すると発表しました。

「今回、国の要請を受けまして、ガーゼマスクを急遽、生産することになりました」(興和 早川卓宏 常務)

マスクメーカーの興和は、洗浄すれば、繰り返し使えるガーゼマスクの生産を開始すると発表しました。先月に国からの要請があり、生産を決めたということです。

ガーゼマスクはこれまで、興和ではほとんど生産していませんでしたが、国内やミャンマーの工場などで3月中に1500万枚、4月中に5000万枚の生産を目指します。興和によりますと、生産したガーゼマスクについて、国が買い取る方針を示していて、価格などは決まっていないということです。

また、不織布マスクについても新たに生産や包装の設備投資を行い、3月末までに1200万枚の生産を目指すとしています。

3月5日
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3922424.html