新型コロナウイルスへの対応を巡って、アメリカのポンペオ国務長官は「武漢ウイルスだ」と発言し、中国からの情報提供が不十分だったと不満を示しました。

 ポンペオ長官は「CNBCテレビ」のインタビューで、中国が世界の医療関係者にとって必要な情報を十分に共有しなかったと批判したうえで、「このことが新型コロナウイルスへの対応が遅くなる原因となった」との考えを示しました。感染拡大防止のための中国側の措置には一定の評価をした一方で、「これは武漢コロナウイルスだ」と発言し、ウイルスの発生源について「必ずしも中国とは限らない」との主張を強める中国政府を牽制(けんせい)しました。

[2020/03/07 12:59]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000178301.html