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東海道新幹線 今月の利用者数 去年の半分以下に 新型ウイルス

JR東海は今月1日から9日までの東海道新幹線の利用者数が去年の同じ時期と比べて56%減少し、半分以下に落ち込んだことを明らかにしました。新型コロナウイルスの感染拡大で観光客やビジネス客などの利用が減少したことが影響したとしています。

JR東海によりますと、先月の東海道新幹線の利用者数は去年の同じ時期と比べて8%減少したほか、今月1日から9日までの利用者数は、去年の同じ時期と比べて56%減り、半分以下に落ち込みました。

また今月1日から9日までの特急列車の利用も53%減りました。

JR東海では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、レジャー施設の休業やイベントの中止、それに企業の在宅勤務の拡大などで、外出を控える動きが広がり、観光客やビジネス客などの利用が減少したことが影響しているとしています。

JR東海の金子慎社長は記者会見で「今までないほど低い数字で、3月にこれほど大きく落ち込むとは予想していなかった。大変厳しい状況だ」と述べました。

2020年3月10日 18時41分 NHK