暴力団組員であることを隠して生活保護費を不正受給したとして、神奈川県警暴力団対策課は10日、詐欺の疑いで同県秦野市平沢の指定暴力団稲川会系組幹部、巻嶋淳二容疑者(52)と、妻の和子容疑者(48)を逮捕した。

淳二容疑者は「2、3年前に暴力団は辞めた」、和子容疑者は「夫からは辞めたと聞いていた。隠していたわけではない」などといずれも容疑を否認している。

逮捕容疑は共謀して平成31年1月から令和元年9月までの間、組員であることを隠し、同市福祉事務所から生活保護費として現金約114万円をだまし取るなどしたとしている。

http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/200310/evt20031017520024-n1.html