0001首都圏の虎 ★
2020/03/10(火) 21:22:00.03ID:xpCp2ofk9防潮堤整備の総事業費は約330億円。同市に拠点を置く住宅メーカー一条工務店グループの寄付金300億円が原資で、市民や地元企業が津波対策事業基金計13億6千万円を寄せた。これに県と市が整備費を拠出。土砂の確保の遅れなどで17年度中の完成予定はずれ込んだが、官民連携で巨大プロジェクトは竣工(しゅんこう)にこぎ着けた。
県によると、天竜川河口から浜名湖今切口までの東西17・5キロにわたる防潮堤は全国最大規模。同市沿岸部の津波高を9〜14・9メートルと推計した県の第4次地震被害想定(レベル2)に対応するため、堤の高さは海面から13〜15メートルに設定した。
幅50〜60メートルの堤は、沿岸の保安林を伐採して築いた。土砂とセメントを混ぜたCSGと呼ばれる波の力に対して強固な素材を基礎部分とし、その周囲に盛り土をして台形に仕上げ、上部には散策路を設けた。CSGに使う土砂は、市が天竜区の阿蔵山と北区引佐町の採石場から採取した。
県の第4次想定では、レベル2津波は地震発生から20分ほどで同市の内陸に流入する。防潮堤整備前の段階では、浸水域は市南部を東西に横切る国道1号の南(海)側を中心に広がっている。
(2020/3/10 07:42)
https://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/bosai/745048.html
https://www.at-s.com/news/images/n75/745048/IP200309TAN000061000_1.jpg