2月に東京都内で開かれた立憲民主党党大会「立憲フェス」で、党所属の静岡県伊東市の石島茂雄市議(61)がジェンダーを考える出展ブースに参加した女性にセクハラ発言をした問題で、石島市議が10日、報道陣の取材に応じ、党本部からハラスメントに当たると認定されたことを明らかにした。
石島市議は「私の発言が相手を不快にした。当事者の方にも有権者の方にもおわびします」と謝罪した。

党県連で再発防止の研修を受けた上で、市議を続ける意向を示した。
石島市議が女性に「銀座のクラブのママみたいだね」などと発言したとして、関係者が抗議していた。

市議会本会議後に報道陣の取材に応じた石島市議は、党のハラスメント防止対策委員会の聞き取りに応じ事実関係を話したと説明。
報道陣から具体的な発言内容を何度も問われたが、「かなり前で記憶していない部分もある」として明かさなかった。

議会開始前には佐山正議長が石島市議を議長室に呼び、「議会人として発言に気をつけ、襟を正してほしい」と注意した。

写真=静岡県伊東市議会本会議後、報道陣を前にセクハラ発言を謝罪する石島茂雄市議
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