0001首都圏の虎 ★
2020/03/12(木) 10:19:13.33ID:h8Ic8O7F9キリコは1990年に造られ、大規模な修繕は初めて。高さ約6・5メートルで、長さ5・5メートルの四本柱が一昨年の祭りの際、台風による強風でねじれ、数カ所にひびが入った。昨年の祭りでは応急措置を施したが、バランスを崩す恐れがあるため柱を交換することにした。
作業は中組町の加原武志さん(57)が営む松波の加原工務店で2月中旬に始まった。カナアテと呼ばれる強度のある能登ヒバを使い、かんなで丁寧に削って丸くしながら、くぎを使わずに組み立てた。
元大工で加原さんの父秀明さん(88)が監修し、大工職人の濱野将秀さん(43)を中心に取り組んだ。加原さんの長男慎太郎さん(29)も手伝った。今後、珠洲市の塗師屋で漆や金(きん)箔(ぱく)を施し、完成する。
松波人形キリコ祭りは7月の第4土曜に行われ、歴史の一場面を描写した人形を載せたキリコ9基が練り歩く。加原さんは「末永く使い、祭りを盛り上げるキリコに仕上げたい」と話した。
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