米国務省は13日、中国外務省の趙立堅副報道局長が新型コロナウイルスに関し、米軍が中国に持ち込んだ可能性があるとツイッターで主張したことを受け、中国の崔天凱駐米大使を呼んで抗議した。米メディアが伝えた。

米国防総省のファラー報道官も「国同士が協力するべき時に、中国共産党は事実と異なるばかげた陰謀論を広めることを選んだ」とツイッターで批判した。

中国側はツイッター投稿の意図や、政府の公式見解かどうかについては明らかにしていない。

オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が11日に中国が新型ウイルスへの初期対応の段階で情報を隠蔽(いんぺい)し、世界の対応が遅れたと非難しており、趙氏が反発したとみられている。(共同)

[2020年3月14日10時20分]
https://www.nikkansports.com/general/news/202003140000168.html