https://www.asahi.com/articles/ASN3G0JL7N3FUHBI036.html

 モスクワに留学中の日本人の男子学生2人が9日、警察による抜き打ち検査を受けたところ、体温が37度を超えていたため、新型コロナウイルスに感染している可能性があるとして強制的に病院に隔離された。体温はその後平熱に戻り、簡易検査でもウイルスは検出されなかったが、13日現在も退院は認められていないという。

 モスクワの日本大使館によると、2人は10代と20代の大学生。モスクワ中心部の地下鉄駅構内で警察官に呼び止められ、体温測定をされた後、そのまま車で病院に搬送されたという。

 世界的な感染拡大を受け、モスクワ市は現在、中国や韓国、イラン、イタリアなど7カ国から来る全ての人に2週間の自主隔離を義務づけているが、日本は対象外。自主隔離すべき外国人の違反を防ぐため、警察が地下鉄などで抜き打ちで外国人に声をかけ、パスポートチェックや検査も行っている。

 男子学生にはこれらの国への最…

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