「すべての道はローマに通ず」ということわざが概ね真実であることを示すインフォグラフィックが制作された。米国内のローマという地名を中心とする道路のネットワークを示す地図もある。

厳密には、地球上のすべての道がローマに通じるわけではないかもしれない。だが、少なくともヨーロッパにおいては、大半の道が実際にローマに通じているようだ。

デザイナーのフィリップ・シュミット、ベネディクト・グロス、ラファエル・レイマンたちは、新作のインフォグラフィックのなかで、「すべての道が、本当に、あのイタリアの首都に続いているのか?」という何世紀も前から続く疑問に答えようとした。

※中略

出来上がった地図は、各地の川の流れを地図にしたネルソン・マイナーの「All Rivers」(日本語版記事)や、各地の通りを地図にしたベン・フライの「All Streets」(日本語版記事)に少し似ている。これらのプロジェクトでは、密度の高いデータの意味を理解するために、ヴェクトルに似た視覚化が利用されている。

シュミット氏たちは、同様のプロジェクトを、米国についても実施することにした。米国には「ローム」(Rome)という名前の街が、少なくとも10カ所ある。

米国の地図の特徴は、ちょうど川の支流が本流に流れ込むように、規模の小さい幹線道路が、交通量の多い州間高速道路(インターステート)に流れ込んでいることだ。「この画像を見るとわかるのですが、米国におけるロームという名前の街は、東側に多く存在する傾向があります」とシュミット氏は説明する。「この地図を路線図と一緒に見ると、ヨーロッパ人たちがどのようにして米国へ入植したのかを考えさせられます」

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一部引用。
全文は下記よりご確認ください。
https://wired.jp/2016/01/04/all-the-roads-that-lead-to-rome/
https://i.imgur.com/RKRbnyA.jpg