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【古代】九州が握る日本人の謎 韓国・釜山沖の島で発見の古人骨「この人たちが渡来したとするならば、混血なしで今の日本人になる」★2
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0001樽悶 ★
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2020/03/16(月) 01:28:40.54ID:nC/nVcsL9
 日本列島に住んでいる私たちはどこから来たのか。

 解明の鍵を握るのは弥生時代だ。教科書的には「紀元前4世紀ごろ、稲作と共に大陸から渡来人が来て、昔から住んでいた縄文系の住人と少しずつ混血して現在の日本人になった」というところだろう。ところがこの記述は、必ずしも研究で裏付けられているわけではないようだ。

 大陸の人々が日本列島に渡ってきた波は三つある。

 (1)稲作の伝来期(縄文時代晩期末=弥生時代早期)

 (2)金属器の出現期(弥生時代前期末−中期)

 (3)須恵器生産や製鉄開始期(古墳時代)

 これらの波の源が日本人の故郷の一つということになるはずだ。佐賀市で昨年あった日本人類学会の公開シンポジウムで示された。

 稲作が日本社会を大きく変えたのは間違いない。そう考えれば、最も気になるのは(1)だが、考古学専門の国立歴史民俗博物館の藤尾慎一郎教授は「大陸系のモノはあるけれど、人が大量に来た証拠はない」と解説した。人骨の形から日本人の起源を探っている岡崎健治・鳥取大助教は、研究素材となる人骨は見つかっていない事実を紹介した。

 つまり水田耕作を伝えた人たちを知るための情報は、極めて少ないということだ。

 (2)になれば、北部九州で出土した甕棺(かめかん)を中心に多くの人骨が残る。「縄文人よりも顔が面長で扁平(へんぺい)、身長が高い」という外観や遺伝情報(ゲノム)の分析を通じ、この時期の弥生人を調べる研究は昔から続いている。縄文人にはなかった特徴を持つ人骨の分析から渡来が提唱されたのが1950年代。最近ではゲノム分析で、渡来系と縄文系の交流は早い段階から進んでいたとの見方も出ている。

 シンポでは、これまで蓄積されてきた考察を根本から覆すことになるかもしれない発見も明らかにされた。

 国立科学博物館の篠田謙一人類研究部長が示した韓国・釜山沖の加徳島で見つかった人骨のゲノム解析だ。「この人たちが渡来したとするならば、混血なしで今の日本人になる」と篠田さん。時期は縄文時代まっただ中の6千年前。渡来はあったとしても混血は必ずしも必要ないということになる。ルーツ解明に向けてゲノムという強力な武器が登場したと思っていたが、新たな謎も生んだわけだ。

 科学の進歩で人骨から得られる情報は今世紀になって格段に増えている。弥生人骨は(2)の時代を中心に、大半は九州にある。日本人形成史の鍵は九州が握っているのだ。 (古賀英毅 伊万里支局長)

西日本新聞 2020/3/13 11:00
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/591652/

★1:2020/03/15(日) 22:42:23.27
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1584279743/
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