障害者殺傷事件 判決 被告の責任能力認める (随時更新)

相模原市の知的障害者施設で入所者19人を殺害した罪などに問われた植松聖被告に対する判決で、横浜地方裁判所は弁護士の主張を退け、被告に事件当時責任能力があったと認めました。唯一の争点だった責任能力の有無について、検察の主張に沿った判断が示された形で、結論にあたる主文はこのあと言い渡されます。

判決の言い渡しは午後1時半に始まり、横浜地方裁判所の青沼潔裁判長は被告に証言台の前に来るように求めたあと「主文は最後に告げることとします。判決理由が長くなるため証言台の前に座ってください」と述べ、冒頭で結論にあたる主文を述べず、判決の理由を先に読み上げました。

■19人殺害認める

判決で裁判長は被告が相模原市緑区の津久井やまゆり園に侵入し、入所者19人を刃物で刺すなどして殺害したことを認めました。

また、施設の職員2人を含むあわせて26人に重軽傷を負わせたことも認めました。

■責任能力認める

判決で横浜地方裁判所は、弁護士の主張を退け、事件当時、被告に責任能力があったと認めました。

唯一の争点だった責任能力の有無について、検察の主張に沿った判断が示された形です。

刑の重さはこの後の主文で言い渡されることになっていて、検察の死刑求刑を踏まえて裁判所がどう判断するかが焦点となります。

■弁護側医師の主張「採用できない」

また、裁判長は「大麻の使用が犯行に与えた影響を低く評価すべきではない」などとする、弁護士が被告の精神状態の分析を依頼した医師の意見について「採用できない」としました。

■法廷で植松被告は

植松被告は黒のスーツに白いシャツを着ています。被告は証言台の前に座りじっと裁判長のほうを見たまま、言い渡しを聞いています。

■刑の重さ 裁判所の判断は

刑の重さはこの後の主文で言い渡されることになっていて、検察の死刑求刑を踏まえて裁判所がどう判断するかが焦点となります。

2020年3月16日 13時35分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200316/k10012333681000.html

※前スレ
【速報】相模原19人殺害 植松聖被告に主文後回し
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